<今日のBGM>
・THE ROLLING STONES ; STRIPPED
・TRAVIS ; THE MAN WHO
・LED ZEPPELIN ;     ?(SYMBOLS)
(『Media Review』で取り上げて欲しい作品がありましたら、メールでリクエストください)

なんの脈略も無しにレコーディング風景をビデオ録りし、何百時間というテープだけが残されて放置された作品がある。そして、その大量のテープをコツコツと編集し、ひとつの映画と20世紀最大のロックにおける事件"ビートルズ"が幕を閉じる作品となる『LET IT BE』に仕上げた男がいる。
フィル・スペクター!あの気難しいジョン・レノンが一目置いた男。ビートルズ、ジョン・レノンの他にもシュープリームス、CHER、ラモーンズのプロデュースを手がけている。

そんな彼の自宅から拳銃で撃たれた女性が発見され、フィルは殺人容疑で2/3に逮捕されたというニュースが流れている。警察に通報した人間は不明なため、まだまだ事件は謎だらけなようだが、フィルのようなロック史に名を残す人が殺人など犯していないことだけを祈りたい。

ジョン・レノンの妻、オノ・ヨーコがフィルを弁護すべく、下記のように話している。
「Philに根拠のない話がつきまとっているけれど、彼はスタジオではとてもプロフェッショナルな人です。Johnのようなアーティストとどうやって接したらいいか、よく分かっています。彼の感受性のレベルは(Lennonと)よく似ているから、2人はとてもうまくいったのです」

アーティストは確かに変人が多い。トップにいけばいくほどそうだ。奇抜な発想、自分が作ったものを壊しながら新しい作品を生み出す…こんなことが出来るのは変人じゃないと逆に出来ないのかも知れない。ただ、根底には愛があるはずだ。
ジェームス・ブラウン(チャック・ベリーだったかなあ?)の自分の経営する店のトイレに隠しカメラなんていう事件なら、僕は普通に裁かれるだけで気が済む。ただ、殺人という行為を音楽家がしたのであれば永遠の痛みとして僕の中に残ってしまうだろう。そこにどんな理由があろうとも…。

・プライベート日記はhttp://www20.tok2.com/home/keputo/の中にあります。

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